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治療・相談症例

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乳歯列反対咬合症例
3歳 女性 / ムーシールド / 1か月

術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容

主訴
前歯部反対咬合
診断
反対咬合
年齢・性別
3歳・女性
装置
ムーシールド
抜歯部位
なし
治療期間
1か月
治療方針
口腔筋機能訓練をおこないながらムーシールドを使用していただくことにしました。舌位と舌機能の改善により反対咬合を改善する計画です。

費用等に関する事項

治療費
検査料 52,500円(税込)、ムーシールド、調節料等 30,450円(税込)、総額 82,950円(税込)

治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等

リスク・副作用

歯:齲蝕(むし歯)、歯質の欠損、歯根吸収、骨癒着、歯髄炎、歯髄壊死

歯周組織:歯肉炎、歯槽骨骨吸収、フェネストレーション、歯肉退縮、知覚過敏

軟組織:外傷、アレルギー(特にニッケルとラテックス)

その他:(歯などの)痛み、装置の破損・誤飲、顎関節症、細胞毒性、感染、放射線被曝、治療期間の長期化、治療目標が完全に達成できない、後戻り

治療前

動的治療後(1か月)

乳歯列期の前歯部反対咬合の被蓋改善を目的とした治療です。舌機能を改善するための口腔筋機能訓練とともに在宅時と就寝時にできるだけ長い時間ムーシールドを口腔内に装着していただきました。本患者は、1日平均12時間以上の装着を実施していただけました。治療前後のレントゲン写真の重ね合わせから、下顎前歯の舌側傾斜と上顎前歯の唇側傾斜が起こっていることが確認できます。 治療はここでいったん終了としましたが、定期的に下顎の成長の評価を続けさせていただきました。