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治療・相談症例

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幼児過蓋咬合症例
5歳 女性 / FKO、急速拡大装置、マルチブラケット装置 / 7年

術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容

主訴
下顎前歯叢生
診断
上顎前突、過蓋咬合
年齢・性別
5歳・女性
装置
FKO、急速拡大装置、マルチブラケット装置
抜歯部位
非抜歯
治療期間
7年
治療方針
Ⅰ期治療: 上下顎歯列を拡大しながら、下顎骨の成長促進をはかる。Ⅱ期治療:上下顎にマルチブラケット装置を使用して歯列弓を整え、上下顎前歯の圧下および口蓋側移動をおこなうこととした。

費用等に関する事項

治療費
検査料 52,500円(税込)、I期治療費 378,000円(税込)、総額 430,500円(税込)

治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等

リスク・副作用

歯:齲蝕(むし歯)、歯質の欠損、歯根吸収、骨癒着、歯髄炎、歯髄壊死

歯周組織:歯肉炎、歯周炎、歯槽骨骨吸収、フェネストレーション、歯肉退縮、知覚過敏

軟組織:外傷、やけど(化学的・機械的)、アレルギー(特にニッケルとラテックス)

歯科矯正用アンカースクリュー:破損、脱離、誤飲、歯根損傷

その他:(歯などの)痛み、装置の破損・脱離・誤飲、顎関節症、細胞毒性、感染、放射線被曝、治療期間の長期化、治療目標が完全に達成できない、後戻り

治療前

下顎成長終了時(5年6カ月)

Ⅰ期治療時(1年6ヶ月)

上下顎顎骨とも前下方へ成長しています。FKOで上下歯列の拡大と下顎骨の成長促進をおこないました。下顎骨の成長で過蓋咬合も改善することができ、前歯の圧下は必要なくなりました。上顎前歯のみマルチブラケット装置で整列し、Ⅰ期治療で治療を完了しました。