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治療・相談症例

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成長期上顎前突症例
9歳 男性 / FKO、マルチブラケット装置 / 6年2か月

術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容

主訴
上顎の先天性欠損歯
診断
上顎前突
年齢・性別
9歳・男性
装置
FKO、マルチブラケット装置
抜歯部位
上顎左側第一小臼歯抜歯
治療期間
6年2か月
治療方針
Ⅰ期治療: 上下顎歯列を拡大後しながら、下顎骨の成長促進をはかる。 Ⅱ期治療:上下顎にマルチブラケット装置を使用して歯列弓を整え、上顎前歯の口蓋側移動および空隙閉鎖と正中の改善をおこなうこととした。

費用等に関する事項

治療費
検査料 52,500円(税込)、I期治療費 388,000円(税込)、Ⅱ期治療費(調節料、観察料を含む) 275,560円(税込)、総額 716,060円(税込)

治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等

リスク・副作用

歯:齲蝕(むし歯)、歯質の欠損、歯根吸収、骨癒着、歯髄炎、歯髄壊死

歯周組織:歯肉炎、歯周炎、歯槽骨骨吸収、フェネストレーション、歯肉退縮、知覚過敏

軟組織:外傷、やけど(化学的・機械的)、アレルギー(特にニッケルとラテックス)

歯科矯正用アンカースクリュー:破損、脱離、誤飲、歯根損傷

その他:(歯などの)痛み、装置の破損・脱離・誤飲、顎関節症、細胞毒性、感染、放射線被曝、治療期間の長期化、治療目標が完全に達成できない、後戻り

治療前

Ⅰ期治療後(4年1カ月)

Ⅱ期治療後(2年1カ月)

上下顎顎骨とも前下方へ成長しています。FKOで上下歯列の拡大と下顎骨の成長促進をおこないました。永久歯列が完成し成長が落ち着いた後、上顎左側第一小臼歯を抜歯しマルチブラケット治療をおこないました。上顎前歯の口蓋側移動と正中の改善をおこないました。