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治療・相談症例

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成長期反対咬合症例
11歳 女性 / リンガルアーチ(舌側弧線装置) / 3か月

術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容

主訴
右上1番反対咬合
診断
反対咬合
年齢・性別
11歳・女性
装置
リンガルアーチ(舌側弧線装置)
抜歯部位
なし
治療期間
3か月
治療方針
上顎右側1番をリンガルアーチで唇側傾斜させ被蓋の改善をはかる。その後は、下顎骨の成長方向成長量を定期的に評価していく。

費用等に関する事項

治療費
検査料 52,500円(税込)、リンガルアーチ 42,000円(税込)、調節料等 7,350円(税込)、総額 101,850円(税込)

治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等

リスク・副作用

歯:齲蝕(むし歯)、歯質の欠損、歯根吸収、骨癒着、歯髄炎、歯髄壊死

歯周組織:歯肉炎、歯周炎、歯槽骨骨吸収、フェネストレーション、歯肉退縮、知覚過敏

軟組織:外傷、やけど(化学的・機械的)、アレルギー(特にニッケルとラテックス)

その他:(歯などの)痛み、装置の破損・脱離・誤飲、顎関節症、細胞毒性、感染、放射線被曝、治療期間の長期化、治療目標が完全に達成できない、後戻り

治療前

動的治療中(1カ月)

動的治療後(3ヶ月)

前歯部反対咬合の被蓋改善を目的とした治療です。上顎前歯を唇側傾斜して被蓋を解消するためにリンガルアーチを用いて治療をおこないました。治療前後のレントゲン写真の重ね合わせから、下顎骨が前方へ成長しているのが確認できます。完全に成長が終わるまでは、下顎骨の成長抑制などの治療も検討しながら経過をみていきます。