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治療・相談症例

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6
成長期下顎前突症例
11歳 女性 / 上顎骨前方牽引装置、マウスピース型矯正装置、急速拡大装置、マルチブラケット装置 / 7年4か月

術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容

主訴
前歯部反対咬合
診断
下顎前突
年齢・性別
11歳・女性
装置
上顎骨前方牽引装置、マウスピース型矯正装置、急速拡大装置、マルチブラケット装置
抜歯部位
非抜歯
治療期間
7年4か月
治療方針
上顎骨前方牽引装置で上顎骨の成長促進をしながら被蓋改善をはかる。その後は、歯列の側方拡大をしながら下顎骨の成長抑制をおこなうこととした。

費用等に関する事項

治療費
検査料 52,500円(税込)、基本料 378,000円(税込)、総額 430,500円(税込)

治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等

リスク・副作用

歯:齲蝕(むし歯)、歯質の欠損、歯根吸収、骨癒着、歯髄炎、歯髄壊死

歯周組織:歯肉炎、歯周炎、歯槽骨骨吸収、フェネストレーション、歯肉退縮、知覚過敏

軟組織:外傷、やけど(化学的・機械的)、アレルギー(特にニッケルとラテックス)

その他:(歯などの)痛み、装置の破損・脱離・誤飲、顎関節症、細胞毒性、感染、放射線被曝、治療期間の長期化、治療目標が完全に達成できない、後戻り

治療前

Ⅰ期治療終了時(6年6か月)

Ⅱ期治療終了時(7年7か月)

前歯部反対咬合の被蓋改善を目的とした治療です。上顎骨の成長促進と上顎前歯の唇側傾斜で被蓋改善を狙い、上顎前方牽引装置とリンガルアーチを使用しました。その後は、上顎歯列の拡大と下顎骨の成長抑制をおこないました。治療前後のレントゲン写真の重ね合わせから、下顎骨が前下方へ成長しているのが確認できます。成長終了後、上顎前歯部のみのマルチブラケット装置で整列し、Ⅰ期治療で治療を終了しました。