歯:齲蝕(むし歯)、歯質の欠損、歯根吸収、骨癒着、歯髄炎、歯髄壊死
歯周組織:歯肉炎、歯周炎、歯槽骨骨吸収、フェネストレーション、歯肉退縮、知覚過敏
軟組織:外傷、やけど(化学的・機械的)、アレルギー(特にニッケルとラテックス)
その他:(歯などの)痛み、装置の破損・脱離・誤飲、顎関節症、細胞毒性、感染、放射線被曝、治療期間の長期化、治療目標が完全に達成できない、後戻り
前歯部反対咬合の被蓋改善を目的とした治療です。上顎骨の成長促進と上顎前歯の唇側傾斜で被蓋改善を狙い、上顎前方牽引装置とリンガルアーチを使用しました。その後は、上顎歯列の拡大と下顎骨の成長抑制をおこないました。治療前後のレントゲン写真の重ね合わせから、下顎骨が前下方へ成長しているのが確認できます。成長終了後、上顎前歯部のみのマルチブラケット装置で整列し、Ⅰ期治療で治療を終了しました。