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治療・相談症例

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8
成人上顎前突症例
38歳 女性 / マルチブラケット装置 / 4年10か月

術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容

主訴
上の前歯が出ている、下顎前歯部叢生
診断
上顎前突症例
年齢・性別
38歳・女性
装置
マルチブラケット装置
抜歯部位
上下顎両側第二小臼歯
治療期間
4年10か月
治療方針
上下顎両側第一小臼歯を抜去し、上下顎歯列弓を整えながら上下顎前歯の口蓋側移動を行う。装置は、マルチブラケット装置を使用。

費用等に関する事項

治療費
検査料 52,500円(税込)、基本料および調節料 647,500円(税込)、総額 700,000円(税込)

治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等

リスク・副作用

歯:齲蝕(むし歯)、歯質の欠損、歯根吸収、骨癒着、歯髄炎、歯髄壊死

歯周組織:歯肉炎、歯周炎、歯槽骨骨吸収、フェネストレーション、歯肉退縮、知覚過敏

軟組織:外傷、やけど(化学的・機械的)、アレルギー(特にニッケルとラテックス)

その他:(歯などの)痛み、装置の破損・脱離・誤飲、顎関節症、細胞毒性、感染、放射線被曝、治療期間の長期化、治療目標が完全に達成できない、後戻り

治療前

動的治療中(1年1か月)

動的治療後(4年10か月)

上下顎前歯を舌側へ移動しながら叢生を解消するために上下顎両側第一小臼歯を抜歯し、歯列の形態を整えました。治療前後のレントゲン写真の重ね合わせから、下顎前歯は約3mm舌側移動、上顎前歯は約8mm口蓋側移動し、口元が入っていることが確認できます。