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治療・相談症例

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9
成人上下顎前突症例
27歳 女性 / マルチブラケット装置、歯科矯正用アンカースクリュー / 2年5か月

術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容

主訴
上の前歯が出ている
診断
上顎前突
年齢・性別
27歳・女性
装置
マルチブラケット装置、歯科矯正用アンカースクリュー
抜歯部位
上下顎両側第一小臼歯
治療期間
2年5か月
治療方針
上下顎両側第一小臼歯を抜歯し、上下顎歯列弓を整えながら上下顎前歯の舌側移動を行う。装置は、マルチブラケット装置と歯科矯正用アンカースクリューを使用することとした。

費用等に関する事項

治療費
検査料 52,500円(税込)、基本料および調節料 666,750円(税込)、総額 719,250円(税込)

治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等

リスク・副作用

歯:齲蝕(むし歯)、歯質の欠損、歯根吸収、骨癒着、歯髄炎、歯髄壊死

歯周組織:歯肉炎、歯周炎、歯槽骨骨吸収、フェネストレーション、歯肉退縮、知覚過敏

軟組織:外傷、やけど(化学的・機械的)、アレルギー(特にニッケルとラテックス)

歯科矯正用アンカースクリュー:破損、脱離、誤飲、歯根損傷

その他:(歯などの)痛み、装置の破損・脱離・誤飲、顎関節症、細胞毒性、感染、放射線被曝、治療期間の長期化、治療目標が完全に達成できない、後戻り

治療前

動的治療中(1年0カ月)

動的治療後(2年5か月)

上下顎前歯を舌側へ移動しながら前歯の唇側傾斜と叢生を解消するために上下顎両側第一小臼歯を抜歯し、歯列の形態を整えました。治療前後のレントゲン写真の重ね合わせから、上顎前歯は約12mm、下顎前歯は約10mm舌側移動し、口元が入っていることが確認できます。