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治療・相談症例

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成人反対咬合症例
22歳 女性 / リンガルアーチ(舌側弧線装置)、マルチブラケット装置 / 1年9か月

術前又は術後の写真に通常必要とされる治療内容

主訴
前歯部反対咬合
診断
下顎前突症例
年齢・性別
22歳・女性
装置
リンガルアーチ(舌側弧線装置)、マルチブラケット装置
抜歯部位
非抜歯
治療期間
1年9か月
治療方針
上顎前歯部の反対咬合をリンガルアーチで改善し、マルチブラケット治療で歯列弓を整えながら歯の整列をおこなうこととした。

費用等に関する事項

治療費
検査料 52,500円(税込)、基本料および調節料 602,175円(税込)、総額 654,675円(税込)

治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等

リスク・副作用

歯:齲蝕(むし歯)、歯質の欠損、歯根吸収、骨癒着、歯髄炎、歯髄壊死

歯周組織:歯肉炎、歯周炎、歯槽骨骨吸収、フェネストレーション、歯肉退縮、知覚過敏

軟組織:外傷、やけど(化学的・機械的)、アレルギー(特にニッケルとラテックス)

その他:(歯などの)痛み、装置の破損・脱離・誤飲、顎関節症、細胞毒性、感染、放射線被曝、治療期間の長期化、治療目標が完全に達成できない、後戻り

治療前

動的治療中(10か月)

動的治療後(1年9か月)

前歯部反対咬合をともなう下顎前突症例の非抜歯治療です。リンガルアーチで前歯部の被蓋改善をおこなった後、マルチブラケット治療で下顎臼歯部の叢生の解消、上下歯列形態の修正をおこないました。治療前後のレントゲン写真の重ね合わせから、下顎前歯は約2mm舌側移動、上顎前歯は約5mm唇側移動し、口元は下唇がわずかに舌側に入っています。